最近、空き巣や強盗など物騒な事件が頻発していますね。
中には強盗殺人事件へと発展した恐ろしい事件も後を絶ちません。
そこで防犯性の高い鍵への関心が高まってきています。
ところで防犯性が高い鍵とはどのような鍵の事なのでしょうか。
私なりに調べてみる事にしました。
まず私の興味を一番ひいたのが、カードキーとシリンダー錠が一緒に付いた二重ロック式の鍵です。
この鍵は普通のシリンダータイプのカギ穴の上に、カバーが付いていてそのカバーがカードキーでしか開かず、そのカバーをあけてから中の鍵をあけるという仕組みです。
防犯性の高さから見ると、この鍵はとても防犯性が高そうですね。
しかし、普通の鍵とカードキーと二種類保持していなくてはいけない事やカードキーが小さい事から、紛失が心配されます。
また二重で開錠が必要なため、開錠に手間がかかってしまいます。
防犯性が高いですがデメリットもありそうですね。
次に紹介するのはハイセキュリティのシリンダー錠です。
この鍵は、左右のあらゆる角度から21本ものピンが出ており、その組み合わせはなんと172億通りなんです。
ですからピッキングによる開錠は不可能です。
また超合金で作られているため、ドリルでの開錠も不可能というすぐれもの。
これだったら普通の鍵と比べてかなり防犯性が高そうですね。
そのほかにもタッチパネルで暗証番号を入力する鍵や、ICカードを利用したカードキー、リモコン操作で施錠・開錠できる鍵などもありました。
これらを普通のシリンダー錠と組み合わせて使う事で、さらに防犯性に優れた鍵になるのです。
このように防犯面を考えられた鍵が最近ではたくさん開発されています。
泥棒は開錠に時間がかかればかかるほどあきらめる確率が高くなるそうです。
しかもめんどくさそうな鍵が付いている家は、ターゲットにすらならない場合が多いのです。
空き巣や強盗の被害から身を守るためにも、自宅の鍵をきちんと防犯性の高い鍵に変える事が重要ですね。